ペンションクルーズの貸し別荘「デジャヴ」その1
本格ログハウスの貸し別荘「デジャヴ」は、
志賀の郷リゾートの、 ペンション&カフェクルーズの 貸し別荘です。
クルーズのオーナー黒崎信司さんに
お話を聞きました。 クルーズ同様、デジャヴにも、
黒崎さんのこだわりのインテリアがたくさん! 写真もたっぷりでご覧ください。

太い丸太の本格ログハウス
ーー黒崎さんはなぜ、
長年ペンションをやってきて、
新たに貸し別荘をはじめたんですか 黒 35年ペンションをやってきて 個々のニーズも多様化してきて ペンションというもののあり方は、 アットホームというか、 家族で迎えて食事を食べてもらって、 家族ぐるみでおもてなしするのが ペンションのスタイルだったけれども、 よりプライベートなニーズも 考えていきたいなと… ーーつまりファミリー感もいいけど 黒 それはペンションのほうで
続けていきたいけど、 よりプライベートな空間を
求めてくるお客様には
それを提供したい。 ーーなるほどニーズに合わせて 黒 たまたま、
懇意にしていた方の
ログハウスを譲り受けることができ、
どう使うか考えたんですが、
ペンションクルーズとは違う方向性の、
レンタルコテージをと思いました。 ーーちょっとラグジュアリーな? 黒 そう、ログハウス市場の大手BESSの
原点であるビッグフットという会社があって
本格的なカナディアンログで、
僕らの憧れみたいな存在だった。
そのときの彼らも、
常識を破っていこうという気持ちも
あったのかもしれないけど、
どうしてもログハウス=山小屋という
イメージはついて回って… ーーわかります。 山小屋のイメージ。 黒 山小屋のイメージを払拭するために、
自分の得意分野のアンティークや
カントリーで攻めようと思って。 ログ自体は、アメリカンカントリーだけど、
それをイギリスやフランスの
アンティークで個性をだしていけたら
という挑戦だよね。 ーー黒崎さんといえばアンティークの
イメージあります。

吹き抜けになっているリビング
黒 いままでいろんな本をみたけど、
そういうログはほとんど無いと
いえるんじゃないかな。
自分の得意分野を出すしかないと思ったので ーーでも、合うのかどうかという 黒 そう、ログだけでものすごい
インパクトあるから、あの太い丸太の中に
なんの家具が合うかっていうのを
すごく考えて ーー私、実際にデジャヴの中に入ったとき、
シャンデリアとか、流麗な家具が、
ゴツゴツとした丸太のログに不
思議とマッチしている!
と思って驚きました。 黒 うん、かなり考えました。 ーーそれは黒崎さんらしい
空間づくりの妙というか… ああいう組み合わせはあんまりない? 黒 ないですね。世の中のログを色々調べたけど、
まあ一部の外国人の方がやってたりするけど、
例えば長野県とかにもなかったんで… ーーたしかに、ログハウスというと椅子とかも、
いかにも手作りって感じの、
木で作ってあったりというようなイメージありますね 黒 ね。おそらく石川県にもないと思う これは自分でも挑戦で…
やっぱり得意分野で行くしかないと思ったから シャンデリアも1900年台後半のものを使ったり、
チェスターフィールドチェアーとか、
すべて本物のアンティークを使いました。 ーーアンティーク風、じゃなくて、
アンティークってことですね 黒 ソファーが一つ何十万とか、
そういう世界なんだけど、
これは見てもらえばわかると思います。
ログのインパクトを消さないように、いかにやるか。 ーー贅沢な空間を 黒 そう、贅沢な空間作り、そこで大人の世界を
堪能してもらうのが基本なので…。
あとは、敢えて、テレビやカラオケなどは置かず、
俗世間から離れられるように考えました。
ーーなるほど〜! 黒 はい。敢えてスリッパなんかも履かないで、
木の感触とか、芝生のぬくもりとか… 俗世間から離れた生活の楽しさも発見してほしいと、 童心に帰りつつ、大人の世界を堪能してほしいと
思っています。(その2につづく)

緑の芝生がうつくしいアプローチ